例えば「牛たんカレー」というものをイメージしてみると、おそらくは誰も違和感を感じなさそうな気もするのですが、「牛たんサイダー」ともなってくると誰もが一度は違和感を感じそうな気がしてしまいます。
・・・というわけで今回はそんな違和感MAXな存在である「仙臺(せんだい) 牛たんサイダー」。
怪しいご当地飲料を思い浮かべてみろと言われれば、多分これが即座に思い浮かびそう。
・この飲み物の特徴など
内容量340mlのビン入りの(怪しげな)炭酸飲料。
その名の通り仙臺(仙台)のご当地サイダーで、メーカーは宮城県仙台のトレボン食品というところです。実はこのメーカーは結構昔からあるらしく、設立はなんと昭和25年(1950年)2月とのこと。
何気に今回の牛たんサイダーも十分怪しげなサイダーですが、このメーカーのサイダーには他にも「ずんだサイダー」というのもあります。ご当地ものとはいえ非常に豪快な味のチョイスといったところかも。
カロリーは100mlあたり45kcalで、一本あたりに換算してみると153kcalとなります。
・ラベルについている人物
何気にラベルにさり気なくついている、この人物は何だ?ということで調べてみると、「仙台四郎」という人物であり幕末から明治時代に実在していた人物であるようです。何でもこの人物が訪れた店は繁盛するといった逸話があり、仙台では現在でも福の神的な感じで親しまれているようです。
・とりあえず開封!
キャップには黒字に「TRÈS BON」のオレンジ色の文字。翻訳サイトによると、このTRÈS BON(トレボン)というのは「非常に良い」的な感じの意味。
・グラスに注いでみる!
薄っすらとした、まるで牛たんのエキスか何かなのではないか?(実際には牛たんの色ではないけど)と思わせるような、ジンジャーエールにも似た茶色をしています。炭酸の気泡は結構大きめ。
それにしても、なんだか匂いが肉っ気帯びてる気が・・・。
・のども渇いてきたので、さっそく飲んでみる!
炭酸はまあまあ強めの刺激感といった感じです。
甘味と酸味はいかにもサイダーといった感じなのですが、後味に何やらフワッとした場違いな感じの牛たんの香りが露骨に口の中に漂ってきます。
自分としては、無理なほどキビシイ味では無いのですが、でもやっぱり非常にクセのある風味。そして、ウマイという方向性でも無いのもまた事実といったところです。というか多分マズいと思う人の方が多そう。
・まとめ
地元の食材味でゴリ押しをするタイプのご当地飲料(飲料以外もだけど)は結構あるものの、ここまで清々しく荒っぽいフレーバーは珍しくもあるかも。
クセの強いジンジャーエールだと思えば、割と普通に飲める・・・かもしれない味わいです。
何気に飲んだ後の牛たんの余韻はたっぷり。
関連記事=「トレボン 仙臺 ずんだサイダー」を飲む!
【メーカー】:トレボン食品株式会社
【購入場所】:通販
【購入金額】:225円
・成分表と原材料
栄養成分表示(100ml)当たり | |
エネルギー:45kcal | 炭水化物:10.2g |
たんぱく質:1g | 食塩相当量:0.02g |
脂 質:0g | |
コラーゲン(1瓶):1000mg |
【原材料表の部分】
果糖ぶどう糖液糖、コラーゲンペプチド(ゼラチン)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素